あなたに解決できない問題はあなたに起こらない



弥彦山の全体の色が秋色になってきた

山の中の1本の木をみてみる

それはまだみどり色のまま



それでも遠くから眺めると

弥彦山に秋が来ていることがわかる



遠くから山を観る

近くで木の葉を観る

『自分が知る世界が真理』と思っていると自分だけの世界の殻を破る気にならない



ある日、突然、

自分の世界から引き出されると

それは不条理なことや不幸なことだと思ってしまう

それを無明(悩み)というらしい。



自分は自然の中の一枚の葉、全体の中の一部だと

遠くから観てみる

そうやってぼんやりする時間は

闇の中に光を見つける人にだけやってくる。




今日も『困っている人』の話。

この本を現代の『新曲』だという人もいる。

麻酔をしないで腕を切るという治療に絶えている更紗さん

人はそれでもその状況に慣れると言っている。

ビルマの体験があったから

ムーミン谷で育ったから悟りを開けたんだろうな。

暗い闇の中をつっきった更紗さん



『ブッダは自分勝手な執着をいましめるとともに、自分の教えについても、過度に執着してはならないと説いた。そして、自分を救えるのはあくまでも自分自身であり、自分の心を正しく鍛えることによって、心の平安を得ることが出来るとした。依存ではなく、心の自立。』

(出所:NHK ブッダ真理のことば)