平成の幕志はOver 60〜熊取六人衆〜
最近話題の小出裕章先生。
あらためて、もう後戻りできないことになってしまったんだと気づかされる。
日本と同化しているわが身。切実な思いです。
■参議院 行政監視委員会での小出先生の訴え(ガンジーの言葉も登場)
http://www.dailymotion.com/video/xiuuo9_yyy-yyyyyyy-110523-y_news
■熊取六人衆の話
「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜」
(2008年10月19日放映、大阪毎日放送)約50分
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#
人はストレスや危険を感じたくないという本能があって
ちょっとした異常にたいしては、これは“正常の範囲”だと判断するんだそう。
(認知的整合性というらしい)
今、まさに日本は(政府は、東電は、マスコミは、国民は、私たちは)
認知的統合性が強く働いていて、ほんとうに起きていることを
正しく判断することができなくなってきている。
(自分の生活には直接関係ないと思っている)
3.11以降、東北地方から2万人の被災者が新潟に非難して、それから4ヶ月。
新潟県から内部被爆した牛肉が市場へ出荷されていた。
小出先生はいう。
『大人が覚悟をしてこどもを守れ』
汚染した、食物が汚染するのは避けられないし、それを流通させるべき。
ただし、子供には汚染したものを与えない。
原子力を許してきた大人がそれを食べるべき。
大切なことはどの食べ物がどれだけ汚れているということを、計って周知させること。
日常起きていることが、あまりにも非日常過ぎて
なにが正しいのかわかならくなってきている今日この頃の日本。
原爆をおとされた唯一の国は自ら開発した原子力により国土を失った?
スーパーにあふれる各地からの食材。
小出先生が示す道が日本のおとなが向かうべきの最初の道標のような気がする。
でも、これが正しいかどうか、直ちにはわからない。
『放射能自身はどんなことやってもなくなりませんのでどっかに移動するということはありますけれども、決してなくなりませんし、菜の花を植えたらば結局菜の花が放射能のごみになります。昔から原子力発電所というものはトイレのないマンションだと言われてきたわけですけれども、それを承知の上でここまで着てしまったわけですよ』小出先生談