モブ(群集)の細胞
自分の中に自分でないものができた時に、過剰に反応して、
自己破壊に走るようになると
病院では自己免疫疾病と診断される。
よく知られているのは、花粉症とか膠原病とか。
原田病というのもあるんだそうで。
からだの中で、モブ(群集)の細胞がどんどん大きくなって
同調圧力(仲間と同じ行動に走らないといけないいうプレッシャー)
に乗せられて、結局は自己破壊につながる。
相撲協会が昔からあいまいにしていたものを
突然八百長だと犯人を捜したり、
そういう現象もこの疾病とおなじなのでは、
と原田病にかかった森まゆみさんは言っていた。
適度に雑菌が入っていたほうが、自然
原発のことに置き換えると、
いま東電が異物とされている状況は
もしかしたら日本が自己破壊に向かっているということなのかもしれない。
原発で収集にあたっている東電の人が熱中症で倒れたという。
見守るしかない私たちはいっぺん
『なにやってるんだ』とか『給料もらいすぎ』というのを
『暑いけど、ご苦労さん』に変えて
暑くても快適に作業できる専門の作業着なんかをユニクロが開発したりして
戻ってきたら、銀座のママとかがおつかれ様とかいって迎えてあげて
精神的にいよいよ大変となったら
駆け込める寺なんかを案内しておくのも
民間療法としてありでは。
周囲と同じように行動しなければならないというプレッシャーから抜け出たとき
『神様と蜂』に気づきを得る
鎌倉からのたより