中庸
「中庸という過不及のない、変らぬ精神の尺度を、人は持たねばならない、という様な事を孔子は言っているのではない。
いつも過不及があり、いつも変っている現実に即して、自在に誤たず判断できる精神の活動を言っているのだ。」(「古典と伝統について」小林秀雄 講談社文庫)
スポーツの試合だって、先に防御を決めておくことはできない。相手がどこを狙ってくるかはわからない。だから、相手の攻撃に即応できるようにしておかねばならない。現実の事態もそうで、刻々と移り変わる状況に即応して、判断し、行動する必要があるのだ。
“中庸”とは自律的に、正しく考え、判断するということであり、一回限りの現実のあり方に即応するための叡智。
おへその下2センチに貼る皮脂麻酔薬
医者がおなかをつまむ方がいたい