術前薬物治療 その1 



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乳がんや前立腺がんなどの限られたがんに有効な治療法としてホルモン治療があります。

乳がん細胞は、乳腺の乳管細胞から発生することが多く、70%の癌が女性ホルモンの影響受けているようです。エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体のどちらかのたんぱく質が存在する乳がんには特に有効、ということで、どちらも陽性であった私の場合もこれでやってみましょうということになりました。

乳がんの場合は手術が前提ですが、現在はできるだけ乳房を温存することが主流になっています。癌をできるだけ薬物投与などにより小さくしてから手術を行う術前薬物治療が国の定める標準治療となっています。

注射、飲み薬のどちらも副作用の発現がゆっくり現れるので、急激な体調の変化などは比較的少ない治療ですが、女性ホルモンの作用をなくすことが目的なので、長期にわたり治療を継続しなければなりません。


「ZD9393 10.8mgデポ」の治検参加

ZD9393は国内での閉経前の乳がんの標準的な治療薬としてすでに広く用いられていますが、現在、一回に投与する量を3倍にした場合の効果について臨床試験をしています。

2006年に開始した進行性乳がん患者を対象とした治検では70%の患者さんで大変有効な成果が認められました。私が参加する今回の治検の結果を厚生労働省へ申請して承認されれば、今後、健康保険の対象治療薬となるそうです。


3ヶ月に一度円柱状の固形物をおなかに注射し、有効成分がゆっくり溶け出すことで効果が続くというもので、同時にタモキシフェンという内服薬も毎日服用してより高い効果を引き出すようにします。


更年期障害と同様な副作用がおきるらしいです。

おばさん太りにならないように適度な運動と食事制限

お肌にシミもできやすくなるそうなので、美白保湿に努めるます。

性格はこれ以上はきつくならないように..神様どうかお願いです。